イッツエンターテイメント

どうせしがない暇つぶし

僕らはただのひとつの幸福だったんだよ

めっちゃいきなりブログを開設してみた。現実世界で私の話を聞いてくれる人なんてそういないのにどうでもいい話が目や耳に入ってくるばかりで発狂しそうなので。私だって相手のこと考えずに一方的になってみたい、やられっぱなしはもうたくさんだという気持ちでやってみているけど、結局自己満足では満足できずに誰かに見てもらいたい共感してもらいたい私は間違っていないと認めてほしい、とか考えちゃうんだろうなぁというとこまで読めた。読めたぞ!とりあえず今みたいな生活をしてたら本当にいつ死んでもおかしくないなってことがかなり現実味を帯びてきていることがわかって、せめてインターネッツの海にくらいならこの膨れ上がった自意識を投身自殺させてもいいだろ、ラブリーかつポップに身投げしようやってことでよろしくお願いします。

 

で私のこのクソほどつまらない人生の、大部分を占めていて、唯一なんとか形を保っている成分が音楽で、これだけはとりあえずなんとか自分を語るうえで大切にしたいと思えるものなんですけど、(それも導入部分は純粋でなくて友人や知人や憧れていた人や元恋人の影響を大きく受けていたりとかするので、私程度の熱意で胸を張って「No,music No,life」とは言えない気もする)今日はこのクソほどつまらない人生における愛おしい曲をインターネッツの海に放流しておきます。

 

音楽の趣味を人に強要するほど悪趣味なものはないと思うんですけど、ここは俺の庭だ精神でとにかく無理やりにでもオススメしていくよ。自慰行為だよ。とりあえず今日はガチ鬱で悲惨な精神状態のときにでも聴くことができた精神に入り込んじゃう系の男性ボーカルのものばっかり5曲だけ集めたよ。ここでは俺が法律だよ。かかってこいや!!!!!!!

 

 

 


The Pillows 916 Special Live - #5 確かめに行こう/ RUSH

 

1.確かめに行こう - the pillows

どうしても元気が出なくてどうしようもなくなってしまったときによく聴いてた曲。思春期特有の自分喪失をしてしまって、何度も泣いて泣いて目がシボシボのまま朝を迎えていた高校生の頃を思い出してキュッとなってしまう。インスタントミュージック、LITTLE BUSTERS、白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギターLadybird Girl、Please Mr.Lostmanとかもいい。控えめに言って最高。

 

仲間といたって寂しくなる

優しくされたってまだ足りない

何もない夜は消えたくなる

僕の形がわかりますか?

 

 

 

 

 


Syrup16g - 明日を落としても

 

2.明日を落としても - syrup16g

 音楽の好きな後輩にメンヘラを告白してかつてはソラナックスが手放せなかったんだと言ったら「五十嵐とおそろいじゃないですか、大丈夫ですよ」と言われてエッ!?となってからちゃんと聴くようになったバンド。ほんとにメンヘラの味方というか、どの曲もこれは俺の歌だみたいな感情移入がヤバいくて太宰の作品の読後感に似てる。センチメンタル、ハミングバード、Reborn、汚れたいだけとかも好きです。

 

機械みたいな声でサヨナラされて

それでも何か傷ついて

誰も愛せなくて愛されないなら

無理して生きてる事もない

 

 

 

 

 


「16」~andymori ライブハウスツアー"FUN!FUN!FUN!"ファイナル @ LIQUIDROOM~

 

3.16 - andymori

大学を卒業してから好きになった。言葉の生命力に衝撃を受けて、知るには遅すぎたと感じてたけど、とうに少女でもなければ青春でもない社畜になってしまってからでも抜けきらない青臭い部分に寄り添ってくれるいいバンド。ハッピーエンド、ダンス、Peaceとか好きです。

 

16のリズムで空をいく

昔の誰かに電話して

貰った花をまた枯らしながら

今度吞もうねと嘘をつくのさ

 

 

 

 

 


[LIVE] Futari bocchi no sekai - Sambomaster (サンボマスター)

 

4.二人ぼっちの世界 - サンボマスター

小学生の私が人生で初めてライブハウスに観に行ったバンド。受験だのテストだの人間関係だの愛だの恋だのセックスだの、たったそれだけが自分の世界だった中学生のころのヒーロー。グズグズズブズブに泣いた後に聴くと、夜、明けたなぁという気持ちになる。絶望と欲望と男の子と女の子、I love you &I hate the world、歌声よおこれ、アイウォンチューを狂うほど聴いてました。

 

あなたが全てなのに僕には何もできないんだぜ

言葉はキレイなのに心は濁って行くだけ

二人ぼっちの世界

 

 

 

 


THE NOVEMBERS - 僕らはなんだったんだろう

 

5.僕らはなんだったんだろう - THE NOVEMBERS

ものすごい角度でゆるりゆるりと確実に精神をえぐってくる。この曲ではないんだけど、私の人生を同じようにものすごい角度でえぐっていって去ってしまった人と一緒にいるときよく聴いていたから、石油ストーブのにおいとかふかふかの毛布の肌触りとか安っぽい紅茶の味とかの感覚とリンクして聴くたび一気に奈落の底に叩き落される。どこにいてもいつも泣いてしまう。(なぜ聴く)

 

愛することを誓うことなく

約束もせず

うまく変われないわたしを愛して

全ての今であなたと暗く深い闇に

身を横たえて

星を数えて月に照らされて

互いを見つめて

やがて痛みも記憶もなくなって

ねぇ 僕らはなんだったんだろう

 

どこの誰がなんて言おうと

僕らはただひとつの幸福だったんだよ

 

 

 

 

 

思ったより厳選が難しくてすっごい時間かかってしまった。けどかなり満足じゃ。ツイッターで同じことをしようとするとエゴサーチに引っかかってしまうのが嫌で(ファンや本人に見つかりたくない、私はいつまでもただ一人のファンでいたいというわけのわからない理論)なかなか曲紹介のツイートはできないんだけども本当はずっとこういうことがやりたかったんだよ!って感じ。同意、得たいよね。同志、見つけたいよね。わかる。でも人付き合いしたさと一人でいたさが競いあってめんどくささが勝つ。まぁそれを加味しても私はわりと「俺の話を聞け!」タイプなのでこういうことができてよかったなあと思いました。

 

いつか同じように、精神療法的女性ボーカル特集とか愛すべきコミックバンド特集とかしいたいなあ。だけど、いつこの「俺の話を聞け!」期が過ぎて「『音楽に詳しい人はカッコイイ』というちょっとイタい価値観に乗っ取られて『ワタシこんな音楽好きなの~まぁちょっとマイナーだからみんなは知らないと思うけど(笑)』とかクソみてーな無意味なマウンティングしてくるやつは皆殺しにしてもいい」期が来るかわからない。自意識に殺されずにまた音楽紹介記事を書いてたら、あ、まだ俺の話を聞け期なんだなと思ってください。